有馬記念】カレンミロティックが91年「世紀の番狂わせ」再現させる!?
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最終更新日:2014/01/30
競走馬画像
有馬記念といえば、必ず名前の挙がる馬がいる。ダイユウサク。91年、15頭立てのブービー14番人気ながら、単勝1・7倍の当時の最強馬メジロマックイーンをさし切った。単勝万馬券(1万3790円)は有馬史上初。テレビの実況アナウンサーですら「これはびっくり」と叫んだ「世紀の番狂わせ」だ。
残念だがダイユウサクは今月8日、老衰のため余生を送っていた北海道浦河の牧場で死んだ。そのダイユウサクを調教助手として担当していたのが平田師。当時をふり返り「とにかく具合だけは最高だった。でもマックイーンという絶対王者がいて気楽な立場。ファンにとっても自分自身にとっても大きなインパクトをのこした馬」と懐かしむ。
平田師は今、調教師として初めてカレンミロティックで有馬に参戦する。「今回もオルフェーヴルという絶対王者がいる。こちらは負けてどうこうという立場ではないが。挑戦者としてぶつかっていくだけ」と指揮官。ムードは何となく“あの時”と似ている。
運もある。ぜんそうはミロティックが得意な阪神の朝日CCに向かう予定だったが、鈴木隆司オーナーの進言で金鯱賞となった。「オーナーはレース前から有馬を考えていて中1週となる朝日CCから中2週の金鯱賞に行ってくれと…」。結果は見事に1着。「持っているよね。自分にはなかった選択肢。凄いオーナーだよん」と平田師は振り返る!
奇妙な一致もあるんです。ダイユウサクが激走した有馬は今年と同じ12月22日。さらに91年は冬季五輪の開催地が長野に決定した年。東京五輪決定に沸く今年と符号するよと。師が絶対王者と表現したメジロマックイーンは池江泰郎師(現スポニチ本紙評論家)の管理馬。そして今年、息子の泰寿師が送り込む絶対王者オルフェーヴルと対戦するが・・・・あれから22年。絶対王者に挑むミロティックの激走を、期待せずにはいられない。
※スポニチ記事より
こういう馬はこわいよね!!!!!
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